Mol(Math Object Library) fot .Net
ノイズ等の疑わしいデータ(外れ値DetectOutliers(VectorDenseDouble, Stat..::..BACON_INITILIZER, Double, Double))を含むデータ行列の平均値(Mean)と 分散共分散行列(CovarianceMatrix)を推定(ロバスト推定)します。 分散共分散行列プロパティが設定されていない場合、自動作成されます。
計算は、Maronna と TBS という 2 つのアルゴリズムから成ります。最初の Maronna は 2 つ目 TBS アルゴリズムの開始データ (共分散と平均) を計算します。 次に TBS アルゴリズムは、要求した精度(ACCURACY)が得られるか、最大反復回数(ITER_NUM)に達するまで反復します。 その他、最大降伏点 (BD_POINT:アルゴリズムで許容可能な外れ値の割合) と ARP (棄却率) を指定します。 TBS アルゴリズムを使用しない場案は反復数を 0 に設定します。

名前空間: Mol
アッセンブリー: Mol.Net (in Mol.Net.dll)

構文

C#
public void ComputeRobustStat(
	double BD_POINT,
	double ARP,
	double ACCURACY,
	int ITER_NUM
)
Visual Basic
Public Sub ComputeRobustStat ( 
	BD_POINT As Double,
	ARP As Double,
	ACCURACY As Double,
	ITER_NUM As Integer
)
Visual C++
public:
void ComputeRobustStat(
	double BD_POINT, 
	double ARP, 
	double ACCURACY, 
	int ITER_NUM
)
member ComputeRobustStat : 
        BD_POINT : float * 
        ARP : float * 
        ACCURACY : float * 
        ITER_NUM : int -> unit 

Parameters

BD_POINT
タイプ: System..::..Double
許容可能な外れ値の割合(ゼロまたは負の値を指定すると (n-p)/(2n) が仮定されます。ただし、n はデータ行列の行数、p はデータ行列の列数)
ARP
タイプ: System..::..Double
棄却率(ゼロまたは負の値を指定すると0.001が仮定されます)
ACCURACY
タイプ: System..::..Double
収束判定制度(ゼロまたは負の値を指定すると0.001が仮定されます)
ITER_NUM
タイプ: System..::..Int32
TBS 反復の最大数(負の値を指定すると 10 が仮定されます)

参照