Dsl (Digital Simulation Library) for .Net

The DelayedVariable type exposes the following members.

コンストラクター

  名前 説明
Public method DelayedVariable()()()()
デフォルトのコンストラクター。 DelayedVariable(Processor pr)形式のコンストラクターの方が便利です。
Public method DelayedVariable(Processor)
作成と同時に指定された Processor に登録するためのコンストラクター。
Public method DelayedVariable(Processor, String)
作成と同時に指定された Processor に登録するためのコンストラクター。

メソッド

  名前 説明
Public method AddRightSideVariables
左辺変数を追加します。既に設定された左辺変数はそのままです。
(Inherited from Variable.)
Public method CanBeFree
<F>型変数になり得るかどうかチェックする。 <F>型変数とは右辺変数を持たず、値を自由に変更できる(独立)変数です。
(Inherited from Variable.)
Public method ClearFlag()()()()
ユーザの設定できるフラグを全てオフにする。
(Inherited from Variable.)
Public method ClearFlag(USERFLAG)
指定したフラグ(複数指定可)を全てオフにします。 フラグをオンにする場合はSetFlag()を使用します。
(Inherited from Variable.)
Public method Clone
同じ値、フラグ、右辺変数等を持った DelayedVariable を複製します。 DelayedVariable を継承したクラスの場合、本メソッドを呼び出して「継承」オブジェクトを 作成してから、追加の値設定等を実行してください。
(Overrides Variable..::..Clone(String).)
Public method ComputeDelayValueAt
時刻 time の時の値を返します。待ち行列にサンプリングされている時刻に丁度一致する場合 を除いて、値は内挿されます。ただし、サンプリング時刻の外側では最小時刻か最大時刻のときの値がリターンされます。
Public method ComputeTimeOfIntegration
サンプリング変数が「流速」等の「速度」を仮定し、 引数 V (流量体積や移動距離)の量だけ流れた(移動した)時間を計算します(V = Value*dt(積分) となる dt)。 V がサンプリング時間以内で通過できない場合、誤差が大きくなります。
Public method Equals
指定した Object が、現在の Object と等しいかどうかを判断します。
(Inherited from Object.)
Protected method Finalize
Object がガベージ コレクションにより収集される前に、その Object がリソースを解放し、その他のクリーンアップ操作を実行できるようにします。
(Inherited from Object.)
Public method GetHashCode
特定の型のハッシュ関数として機能します。
(Inherited from Object.)
Public method GetType
現在のインスタンスの Type を取得します。
(Inherited from Object.)
Public method Init(Int32)
時系列データの領域を確保します。
Public method Init(Int32, array<Double>[]()[][], array<Double>[]()[][])
時系列データの領域と初期値を設定します。
Public method Is(FLAG)
指定したフラグ(複数指定可)が全てオンなら true を返す。
(Inherited from Variable.)
Public method Is(USERFLAG)
指定したフラグ(複数指定可)が全てオンなら true を返す。
(Inherited from Variable.)
Public method IsAlive
計算から除外されているかどうかチェックする。
(Inherited from Variable.)
Public method IsConstant
全ての時間にわたって定数とみなせるかチェックする。
(Inherited from Variable.)
Public method IsDerivative
微分(<I>型変数の右辺変数)変数かどうかチェックする。
(Inherited from Variable.)
Public method IsDivided
<DD>型変数かどうかチェックする。
(Inherited from Variable.)
Public method IsFixed
ある特定の時間平面上では定数とみなせるかチェックする。
(Inherited from Variable.)
Public method IsFlagged(FLAG)
指定したフラグ(複数指定可)の一つでもオンなら true を返す。
(Inherited from Variable.)
Public method IsFlagged(USERFLAG)
指定したフラグ(複数指定可)が一つでもオンなら true を返します。
(Inherited from Variable.)
Public method IsFree
<F>型変数かどうかチェックする。
(Inherited from Variable.)
Public method IsIntegrated
<I>型変数かどうかチェックする。
(Inherited from Variable.)
Public method IsTargeted
<T>型変数かどうかチェックする。<T>型指定されてい無くても定常状態計算中の微分変数は<T>型とみなされる。
(Inherited from Variable.)
Protected method MemberwiseClone
現在の Object の簡易コピーを作成します。
(Inherited from Object.)
Public method NextVariableToT
<F>型変数から<T>型変数へのルートを辿るためのメソッドです。 DeterminateOrder()()()()が終了した後でのみ意味があります。 もし、ある Variable(node とします)が<F>型変数から<T>型変数に至るルート上にあるなら node.NextVariableToT() はルート上の次の Variable になります。 node が<T>型なら、node.NextVariableToT()は一対一に対応している<F>型変数を返します(ループになります)。 node が<F>~<T>ルート上にないときは null を返します。 DeterminateOrder()が ERROR_FT_ROUTE を返したときは、 <F>~<T>ルートがどこまで対応できたのか調べることができます。
(Inherited from Variable.)
Public method OnComputeValueAt
指定された時刻における DelayedVariable の値を計算してリターンします。
(Overrides Variable..::..OnComputeValueAt(Processor, Variable, Double, Double).)
Public method Push
時刻 time の時の値 value を待ち行列に追加します。 time が待ち行列の最大時刻より小さいか殆ど同じ場合、値は追加されません。 追加した値/時刻が待ち行列の最大値(Length)より大きくなる場合、 古いデータ(サンプリング時刻の最小値)が順に削除されます。
Public method Reset
サンプリング(待ち行列の要素数)個数をゼロにします。
Public method Restore
Variable の情報を TextReader から読み込み復元します。
(Inherited from Variable.)
Public method RestoreContents
DelayedVariable の情報を TextReader から読み込み復元します。
(Overrides Variable..::..RestoreContents(Object, TextReader).)
Public method Save
Variable の情報を後の Restore() で回復できるように TextWriter に出力します。 注意:Save()は Processor の Save メソッド内部から呼び出されます。 単独で呼び出した場合、結果は保障されません。
(Inherited from Variable.)
Public method SaveContents
DelayedVariable の情報を後の RestoreContents() で回復できるように TextWriter に出力します。 注意:SaveContents()は Processor の SaveObjectContents メソッド内部から呼び出されます。 単独で呼び出した場合、結果は保障されません。
(Overrides Variable..::..SaveContents(Object, TextWriter).)
Public method SetFlag
指定したフラグ(複数指定可)を全てオンにします。 フラグをオフにする場合はClearFlag()を使用します。
(Inherited from Variable.)
Public method SetRightSideVariables
右辺変数を設定します。既に設定された右辺変数はクリアされます。
(Inherited from Variable.)
Public method ToString
変数の情報を以下のように文字列に書式化する。
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名前(20文字):
 ユーザー設定フラグ(1文字)
     S ... <S>型
     T ... <T>型
     D ... <D>ivisible 分割候補
     N ... <N>on divisible 非分割候補
     C ... <C>onditioned 条件付き
     V ... <V>olatile 揮発性
     R ... <R>equired
  |ユーザー出力設定(1文字)
     I  ... Initial stage
     P  ... Print time
     E  ... Every time
     F  ... Final stage
     N  ... Not print but required 印刷はしないが計算はしてほしいもの
  |システム設定フラグ(2文字)
     Al ... Alive.
     Fr ... Free.
     Df ... Divided <F>. 分割後<F>になったもの.
     Dt ... Divided <T>. 分割後<T>になったもの.
     In ... Integrated. 積分されるもの.
     If ... Integrated <F>. 定常状態計算時の<I>型が<F>型と扱われたもの.
     Dr ... Derivative. 微分変数(<I>型の右辺変数).
     Dz ... Derivative <T> to zero. 定常状態計算時の<I>型変数の右辺変数。定常計算なので微係数は値ゼロの<T>型となる。
     St ... <SG> <T> と指定されたが、右辺変数が存在しない等の理由で <S>型に変更されたもの。
     Cn ... Constant <S>や<T>(を含む)から直接または間接的に計算されるもの。
     Fx ... Fixed Constantや<S>型(を含む)から直接または間接的に計算されるもの(代数計算時には定数と扱われる)
  |計算タイミング(1文字)
     I  ... Initial stage
     P  ... Print time
     E  ... Every time
     F  ... Final stage
 [Value](22文字)
Full name=(右辺変数名のリスト)
   ただし、ComputeValueAtが未定義の場合「Full name?(右辺変数名のリスト)」となる。
(Inherited from Variable.)

プロパティ

  名前 説明
Public property ComputationCounter
Variableの計算カウンター
(Inherited from Variable.)
Public property ComputeValueAt
右辺変数から左辺変数(VariableのValue)を計算するための計算式を与えます。 詳細はOnComputeValueAtを参照してください。

例:

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V.ComputeValueAt = delegate (Processor p,Variable v,double time,double step)
{
    return v[1]+v[2];
};

Variableの値を計算(そしてValueに代入する)するのはProcessorオブジェクトであることに注意してください。 Processorは計算順序を決定してから、その計算順序に従ってComputeValueAtやOnComputeValueAt を呼び出します。
(Inherited from Variable.)
Public property Count
現在サンプリングされている要素数。
Public property Flag
ユーザの設定できるフラグ
(Inherited from Variable.)
Public property Index
作業用の整数プロパティ。 Processor が管理する Variables に登録されている位置(インデックス)です。 Variables の要素を削除したり追加すれば当然変わりますので、適宜 Processor.ResetIndex() メソッドを呼ぶ必要があります。 ただし、Processor もこの Index をグラフ処理中や計算実行等前に 作業領域として使用します。 Graph 処理中などのコールバック(delegate)中では使用しないで 下さい。
(Inherited from Variable.)
Public property Item
右辺と左辺の Variable の Value を配列のようにインデックスを指定して利用するできます。
(Inherited from Variable.)
Public property Length
最大サンプリング個数。
Public property Name
任意の Variable の名前。タブなどの特殊文字は含めないでください。
(Inherited from Variable.)
Public property OrderIndex
作業用の整数プロパティ。 Processor が管理する ComputingOrder に登録されている位置(インデックス)です。 計算順序が変更されれば当然値は変わりますので、適宜 Processor.ResetIndex() メソッドを呼ぶ必要があります。 ただし、Processor もこの OrderIndex をグラフ処理中や計算実行等前に 作業領域として使用します。 Graph 処理中などのコールバック(delegate)中では使用しないで 下さい。
(Inherited from Variable.)
Public property Paired
Variable が<F>型なら対の<T>型、<T>型なら対の<F>型の Variable を返します。 グラフ処理が正常に終了していないときや Variable が<F>型や<T>型でないときは null になります。
(Inherited from Variable.)
Public property RightSideVariables
Variable の左辺変数のリスト。
(Inherited from Variable.)
Public property SystemFlag
システムフラグ
(Inherited from Variable.)
Public property Tag
ユーザが利用するためのオブジェクト。 Dsl 中のオブジェクトが Tag を参照することはありません。
(Inherited from Variable.)
Public property Times
サンプリング時間の配列。
Times[0]>Times[1]>...>Times[Times.Count-1](==現在時刻)
Public property Value
Variable の値。 Variable がループのために分割された <F> 型なら、値を代入すると 対応する <T> 型変数にも同じ値が代入されます。
(Inherited from Variable.)
Public property Values
サンプリングされている値の配列。

参照