Mol（Math Object Library for .Net）とは .Net 環境で C# 等で記述・利用するオブジェクト指向の数値計算クラスライブラリーです。特に行列やベクトルを用いた連立方程式・固有値・FFT等の速度優先・大規模計算はネイティブなインテル® MKLを直接利用します。当然のことながら、インテル製 MPU 上で最高・最大の圧倒的パフォーマンスを実現しています。

Dsl（Digital Simulation Library for .Net）は、C# 等で記述可能なシミュレーションクラスライブラリーです。数式を羅列するだけで、値を知りたい変数を指定すれば自動的に連立方程式や計算順序等を構築して計算を実行します。また、連立常微分方程式解法が実装されているので時間変動などの動的なシミュレーションに対応しています。

ハイ、できます。
ただし、 Mol/Dsl を利用するソフトウェアを（Mol/Dsl を添付するしないに関わらず）配布(有償・無償を問いません)するには、「商用ライセンス」を購入することが必要です。 Dsl・Mol、MKL には、それぞれ個別に「ライセンス」が存在します。
Dsl、Mol のライセンスは「ライセンスについて」を参照してください。
MKL のライセンスはインテル社（または代理店）から別途購入してください（無償でダウンロードすることもできます）。

Mol/Dsl が利用する MKL にも独自のライセンスがあります。 従って、MKL の「再配布可能モジュール」を添付しなければ、Mol/Dsl の商用ライセンスだけで配布可能です。
エンドユーザは、いつでも無償で MKL を別途ダウンロードできるので MKL モジュールを添付する必然性はありません。

いいえ、商用ライセンスを一度取得すれば、配布する部数に制限はありません。コピーに際して追加のロイヤリティーが発生することもありません。
MKLのライセンスも同様ですが、詳細はIntel® Math Kernel Library – Licensing FAQ等を参照してください。以下、Mol/Dsl についてのみの回答です。

いいえ、ライセンスの種類は複数ありますが、全て一度取得すれば、有効期限に制限はありません。

商用ライセンスを取得すれば、当 WEB ページからダウンロード可能なファイル／モジュール（一部、または全部）は、お客様が作成したソフトウェアに添付して自由に配布することができます。 ただし、お客様が作成したソフトウェア無しでの配布はできません。

１ライセンスは１人、または１台のパソコンに対して有効です。従って、複数の人・複数のパソコンを使用して Mol/Dsl アプリケーションを開発する場合は人数、またはパソコン台数の多い方の数分だけライセンスが必要になります。
MKLのライセンスについては、代理店等にお問い合わせください。

ライセンスの詳細・購入に関してはライセンスについて や ソフトウェア使用許諾契約書を参照してください。